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2019-01

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近所が様変わりした

住まいは、運河が入り組み大企業が林立する京浜工業地帯から
5、6キロ入ったところにあります。
そこは零細工場の町で、旋盤の回る音やプレス機のガチャンコと
いった切り抜き音がそちこちから聞こえてくる下町であります。

大きな工場もいくつかあり、日野自動車の関連会社、森永製菓の
工場、昔は不二家の工場もあって、風向きによってはチョコの香り
がしたりするところです。

工場

そんな下町が近年様変わりしています。零細・三ちゃん工場は
高齢化と工賃の引き下げで廃業が相次ぎ、大工場も地方に移転
するなどで消えていきます。
大工場の跡地は巨大マンションに、三ちゃんの工場(コウバ)は
3階建ての建売住宅に変わっています。

そのため1,300世帯の町内も世帯数では3倍くらいになりました。
そうなると、マンション住民をターゲットに全国チェーンの店舗が
進出、有名ドラックストア―、食料品スーパー、家電量販店、
自動車ディーラーなどが開店。
近所の噂話も、こんど**工場の後にスーパー銭湯ができるとか、
また一つ有名安売りスーパーがオープンするなど、この町内、
どうなっちゃうのかと思うような話ばかりになっています。

我が家は行き止まりの細い路地に面しているのですが(この路地は
工場の塀で行き止まりでした)、工場跡地が巨大マンションになると、
マンション敷地の道路とつながり、この細い路地に知らない方々が
歩くようになりました。

今までは、近所の方しか通らない路地でしたので、玄関を出てそこに
人がいたら誰とわからなくてもまずご挨拶していたのですが、この頃は
知らない方に挨拶してしまうこともあります。

こんなに町内の人口が増えましたが、旧来のお店は相変わらずです。
床屋さんは、マンション住民は来ないと言いますし、魚屋さん、歯医者
さん、花屋さん、昔からある食料品屋さん、ラーメン屋さんなども一向
にはやりません。
お客さんが増えたのは公文の教室、書道教室、小児科医ぐらいですか。

昔からの食料品屋さんに保険のことで用があって行きました。
お店の前に高齢の方が使うカートが置いてありましたので、お客さんが
出たら入ろうとお店の前で待っていましたらなかなかお客さんが出て
いきません。

仕方ないのでお店に入ったら、なんとそこに近所のお婆さんが数人
いて、椅子に腰かけるなどしてゆっくり噂話に花を咲かせていました。
そんなところに入ってしまいましたので話は僕のことに。

やれ太ったなとか、お母さんは元気かとか矢継ぎ早のいじり。
ほうほうのていで脱出しましたが、なぜかうれしくもありました。
こうした下町の良さが失われないようにと思いました。

(かねこ)

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