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2018-11

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母の引っ越しで改めて思う事

 先日、ひと月早い母の一周忌法要と納骨式で父の待つ山梨へ
行ってきた。
父は母の闘病の兼ね合いで、結局二年ほど家でゆっくりし三回忌の
タイミングでの納骨となったので、「私は一年で連れてこられた、
お父さんズルイ!」と文句を言っているに違いない。

引っ越し先は小淵沢や白州が近く、南アルプスを一望できるなかなか
景色の良い場所だ。
これからドライブや小旅行気分の列車の旅(車だと飲めないからですね、
はい)で足しげく通うであろう土地を楽しもうと、早速山梨のガイドブック
まで買ってみた。

    ドライブ女性

思いの外近隣に素敵な場所が多く、楽しめそうだ。

母を引っ越しさせた事で、本当の意味での一区切りがついたような気が
している。
この五年間は両親の闘病に伴走し、見送り、怒涛の期間であった。
去年の今頃は・・・とか、あの時こうしていれば・・・とか、走馬灯のように
思い起こされるが、ところどころ記憶が飛んでいるところもある。

 がん保険の研修で、「家族は第二の患者」と言う言葉が胸を突いた。
実体験をしているだけに、涙が出そうになった。
振り返ると、人間、火事場の馬鹿力でどうにかこうにか遣り通すものの、
患者に代わって治療の選択、決断をしなければならない重圧、その時を
迎える事への不安、悲しみ、色々な感情で押し潰されそうに何度もなった。

それでも泣き崩れてはいられないので、外に出ると気丈にしていなければ
ならない事も疲労に拍車をかけた。
「良くやっているね」のエールの言葉が、時には励みや救いになり、時には
プレッシャーになった。
疲労困憊がピークに達した時には、うつ状態だったのだろう。
心が壊れてしまいそうな恐怖が少し分かったような気がした。

ある病院では、家族の心をサポートしている窓口を設けているところも
あった。周囲の優しさに加え、公共機関にも吐露する場があるのだな、と
思うだけで勇気が出た。

 あの時、これに加えて金銭面での心配が加わったらどうだったろう。

    溶けるお金

きっと、私も患者になっていたに違いない。
がん保険の給付により、その点の心配が無かったのはせめてもの救いだ。
悲しいかな、中には治療を断念されて行く方も実際にいらして胸が痛く
なった。
古いタイプの保険であった。
それでも、有り難い金額を頂戴した。
保険を放置せずに見直していたら、もっと役に立っていたと言う事実がある。
それまでは、机上の勉強をお客様にお話しして来たが、この経験をお客様に
知って頂く使命が私にはある。
一人でも多くの方とそのご家族が救われるように、「がん保険」普及活動を
しなければと改めて両親に誓った秋晴れの日であった。

 ・・・久しぶりに大真面目。私?、はと言うと、お陰様で第二の患者にならずに
済み、あの頃図らずとも落ちて行った体重は、美味しいワインと共に着実に
元に戻っている(笑)

(しげみや・ゆ)

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